平成24年 議会運営委員会/議員のコスパ資料

09月26日-01号
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/kita/SpMinuteView.html?council_id=227&schedule_id=18&minute_id=42&is_search=true

定数を増やして、いろんな分野の議員が出られるようにすることも一つの選択肢ではないか

北区の現状は職員の約4割が非正規職員です。ですから正規は6割しかいないということになりますけれども、職員の約4割が非正規職員となっており、今後平成22年から26年度の5年間で新たに103名、約4.5%の職員定数を削減する計画となっております。これは御存じだと思うんですよね、職員定数管理計画ですか、この中で出ております。

ここからはご質問したいと思うんですが、今国民や住民の医療や福祉、子育てなどをさせるためにも、また予想される首都直下型地震などの巨大地震、こういう巨大地震や水害などから住民の命と財産を守るためにも必要な職員数は確保すべき

立候補者の定数削減に関する選挙公約
議員一人ひとりの資質が向上しておりますから…

提案者の皆さんも職員の削減が20%、議員の削減が10%しかいっていないじゃないかと、こういうことで職員の削減を引き合いに出して議員定数の削減を言っていると、これは私は当たっていないのではないかというふうに思っておりますが、この疑問についてお答えをいただきたい。

議員みずからが率先垂範という言葉もありました。率先垂範、身を切る姿勢を示すことが必要だというのならば、議員みずからの報酬削減と費用弁償の廃止こそ区民の皆さんに説得力があるのではないかと思います。それをやらずに区民サービスの低下を招く職員の削減だとか、また区民の皆さんの声がますます区政に届かなくなる議員定数の削減に区財政と議会費の節減を求めるのは道理がないと思いますが…
議員を減らせというこの世論があるからと議員の提案で3会派の皆さん、今回議員を減らすというこういう条例を出しましたけれども、議員みずからの議員の果たす役割をこのことは否定しているということになるのではないでしょうか。このように、区民の議員や議会に対する不信、不満をどのように皆さんが考えているのか、また議員提案で議員を減らすことは議員みずからが議員の果たす役割を否定している、こういうことになると

議員報酬は手をつけないでそれで定数だけは削りますよと、これは私は区民の皆さんにとってはちょっと違うんじゃないんですかというふうになると思いますよ。先ほども言っているように、定数を削るということは民意を削ることにつながる


◆委員
地域で区民の方から幾らもらっているのとよく聞かれて、そのときはもう別に包み隠さずすべて話していると、よくやっていけるねというのが圧倒的に、私の関係だけかもしれませんけれども意見が多いんですね。

【「よくやっていけるね」と「圧倒的に」と言われる。「私の関係だけかもしれませんけれども」】という”金銭感覚”の記述。
何か怖い発想ですね…。この感覚でやられたら、庶民のための政治はできない。と私は思います。金持ちが支援者である事をステイタス、誇りとしている!と了解するわけです。

「これは区民の皆さんが今大変な思いをして生活をされている裏返しで、やはり自分たちの生活から見ると、区民の生活から見ると議員の報酬というのが非常に高いんだなと。もちろんそれにはいろいろ前は議員年金で月10万円徴収をされるとかいろいろなお話はしていますよ、当然名目と実質は違いますから」
「でもやはり議員の報酬については一般的に高いですねと。これは仕事との関係でどう思われているかということもありますよ、仕事に応じて高いか安いかというのもありますけれども、いずれにしても私は区民の皆さんから見ると高いのではないのかなと、区民の皆さんの生活のレベルから比べますとそういう声が起きております」
「ですから、私は議員の数を削減するという前にまず自分たちの議員報酬を削減すると。これ現実にあった話ですね、5%削減をしたということは過去にもあって」

【ここからが大事です】
「議会の中でもっと
◯住民に対して議会としての説明責任を果たしたり、
◯議会の開かれた状況をもっとつくったり、◯政策立案というのを議会としてもどんどんやっていく
というようなそういうことを地方では先進的なところがたくさん出てきているわけですけれども、
北区議会ももっともっとそういう形で
◎議会の役割や機能を高めて
区民に、さすが北区議会の議員は自分たちが選んでやってきただけある」と言われたい。

費用弁償も廃止をしましたということをまずやった上で議員削減についてはどうでしょうかというのなら話はわかりますよ。だけれども、
◯自分たちの痛みは全くこちらに置いておいて、議員報酬は手をつけないでそれで定数だけは削りますよ
と、これは私は区民の皆さんにとってはちょっと違うんじゃないんですかというふうになると思いますよ。先ほども言っているように、
◯定数を削るということは民意を削ること
につながるんですよ。議会の権能は強くはなりません。先ほども言ったように、議員定数を削ったから議会のチェック機能が高まってよかったななんて、そんな議会はありません。

議員報酬の話になると、すぐに議会不要論や人数の削減論になりがちだが、これも違うと考えている。弱い立場の方や市民の多様な意見を市政に反映するためには、一定数の人数は必要

 

特集記事

くらしなやすお
北海道,本州,東北,北陸,関東,関西,近畿,山陰,四国,九州,青森,岩手,秋田,宮城,山形,福島,東京都,神奈川,埼玉県,千葉,茨城,群馬,栃木,愛知,静岡,三重,岐阜,新潟,長野,山梨,石川,富山,福井,大阪府,京都,奈良,兵庫,滋賀,和歌山,岡山,広島,鳥取,山口,島根,愛媛,徳島,高知,香川,福岡,佐賀,長崎,大分,熊本,宮崎,鹿児島,沖縄
TOP